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律「よし、これで澪は丸裸だ!」このエントリーをはてなブックマークに追加このエントリーを含むはてなブックマークを表示このエントリーのはてなブックマーク数

1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 02:37:04.94 ID:hMVre0w/O

律「全員集まったな」


梓「いえ、まだ澪先輩が来てないです」


唯「澪ちゃんは当番で遅れるってよ」


律「そう、だからこそ『軽音部会議を行う』と言ったんだ」


紬「あら、澪ちゃんいなくて平気なの?」


律「理由はあとで話す。これを見てくれ」





3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 02:39:02.51 ID:hMVre0w/O

紬「キミを見てると……あら? 『ふわふわ時間』の歌詞じゃない?」

梓「これがどうかしましたか?」

律「作詞は誰か知ってるよな」

唯「澪ちゃんでしょ?」

律「そうだ、つまりこればいわば澪の思想」

唯「はい! 難しくてわかりません!」

律「じゃあぶっちゃけよう」


律「たぶん……澪に男ができた」


4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 02:41:14.28 ID:hMVre0w/O

梓「じょ、冗談はやめて下さい」

律「しかもだ、これには澪と彼氏の――アレが赤裸々に綴ってある可能性が」

紬「どういうこと?」

律「ちょっと最初のところを見てくれ」

梓「……別に普通だと思います」

律「よし、じゃあこれならどうだ? 『ハート』と『思い』に共通することを挙げてみろ」

紬「心臓……心……あっ! 気持ちは共通するわ!」

律「そう、じゃあ『気持ち』といったら体のどこを連想する? そこと歌詞を置き換えて見てくれ」

唯「気持ちは胸かなぁ? ん~っと、胸がマシュマロみたいに……………え? 」

律「……気づいたか」

紬「ま――まさか!?」

律「揉まれたんだよ」


5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 02:43:37.60 ID:hMVre0w/O

梓「そんなのこじつけですよ!!」

律「認めたくないのはわかる! でも、でもな、梓……」

唯「……りっちゃん」

律「澪のおっぱいは本当にマシュマロみたいなんだよ」

梓「ななななな」

律「揉んだ私がいうから間違いない。あの感触は揉んだやつしかわからないんだ」

紬「なんてこと……」ハァハァ

唯「あ! じゃあこの夢の中ならってのは……」

律「……おそらくベッドでの出来事を表してるんだ」

紬「相手は寝ているから『横顔をずっと見てても気づかない』のね」


7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 02:45:59.74 ID:hMVre0w/O

梓「違います! それは律先輩の勘違いです」

律「ほう」

梓「だってエッ――ゴホゴホじゃなくて、その……」

紬「もっとハッキリ!!」

梓「とととにかく、うさちゃんを抱いてってあるんですから独り寝のことですよ」

律「ふむ、これは検証の必要がある」

唯「でもうさぎの縫いぐるみはないよ」

律「よし! 唯、ちょっど梓を抱いて寝て見ろ」

唯・梓「え?」

紬「ビデオ撮影はまかせろーカチャカチャ」

梓「ヤメテ」


8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 02:48:06.13 ID:hMVre0w/O

律「梓、どんな感じ?」

梓「苦しい……です…」

紬「唯ちゃんは?」

唯「…………」

梓「!? 唯先輩、なんで腰を擦り付け――にゃぁぁぁぁなんかヌルヌルしてきてるぅぅぅぅ」

律「なるほど……」

唯「フゥフゥあずにゃんってキレイな肌してるね」

梓「やめて下さい! 誰か、誰かー!!!」

唯「すぐ終わる、すぐ終わるから」

紬「ムラムラ時間♪ムラムラ時間♪ムラムラ時間♪」


唯「次は二番だね」


10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 02:50:27.41 ID:hMVre0w/O

律「二番はっと……ふむ…まぁ特に怪しいところはないかな」

紬「ちょっといい、りっちゃん?」

律「どうしたムギ」

紬「うさちゃんはお気に入りなのに、くまちゃんはとっておきじゃない?」

唯「あーそうだね」

紬「これ、もしかしてくまちゃんって勝負下着のことなんじゃ……」

唯・律「!!」

律「有り得るな。いや、ても澪はクマのパンツを持ってないはずだ」

唯「りっちゃん詳しいね」

律「はっはっは、アイツの下着の趣味は熟知して――」

紬「りっちゃん?」

律「まさか、な……これはさすがにブツブツでもブツブツ」


12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 02:52:35.78 ID:hMVre0w/O

紬「何か気づいたの?」

律「え? ああ、違う違う(これはさすがに無理がある)」

唯「そっか。でもこのOver heatってなにかな」

紬「たぶん『ドキドキしている』の表現ね」

律「ドキドキ――あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」ガタッ

唯・紬「りっちゃん!?」

律「つながった……つながっちゃった…」

唯「何と何が?」

紬(唯ちゃんったら『ナニとナニがつながった』だなんて…)ドキド゛キ

律『勝負下着』と『ドキドキ』がだよ」

律「つまりだな――」


律「間違いない。澪は調教されてる」


14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 02:55:00.25 ID:hMVre0w/O

律「くっそぉぉぉぉぉぉぉぉ先越されたぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

唯「ま、待ってりっちゃん。話が急すぎるよ」

律「ハァハァ え? あぁ悪い。よし、順をおいて話すぞ、まず変なのはどこだ?」

紬「『恥ずかしがり屋の澪ちゃんが勝負下着を買う』かしら?」

唯「うん、大胆過ぎるよ」

律「確かに。そして私たちから見ても澪の性格が変わったようには見えない」

唯・紬「うん、うん」

律「すると、だ。こう考えられないか? 『誰かに無理やり買わされた』」

唯「異議あり!」

律「はい、唯隊員!」

唯「友達に貰った可能性があります!」

律「なるほど、有り得るな」


16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 02:57:03.25 ID:hMVre0w/O

紬「澪ちゃんは断れそうにないものね」

律「でもな、それだと新たな問題が浮上するんだよ」

紬「『誰があげたか』、ね」

律「無論、私はまだあげてない」

紬「私もまだ買ってないわ」

唯「さわちゃんが怪しいなぁ……まさか和ちゃんとか?」

紬「みんなに聞き込みをすべきじゃないかしら」

唯「じゃあメールしてみるね」

-------------------------------------------------
件名:澪ちゃんにパンツかった人はいますか?

本文

どーも☆ いつもお世話になってまーす
すみませんが正直にお答えねがいます
けっこうビックリされたかもしれないけど
べつに変な意味じゃないですよ
-------------------------------------------------


18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 03:01:21.79 ID:hMVre0w/O

唯「返信きたよ~」

-------------------------------------------------
件名:failure notice
本文
Hi. This is the qmail-send program k-on
Im afraid I wasnt able to deliver your message to the following addresses.
This is a permanent error; Ive given up. Sorry it didnt work out.
<at megane-wa-ok_ragan-wa-kiesare@ito.den.wa>:
Sorry, no mailbox here by that name. vpopmail (#5.1.1)

-------------------------------------------------

唯「あれ? またメアド変えたのかな?」

律(アド変のメール来たよな?)ヒソヒソ

紬(そういえば一斉送信だったのに宛先には唯ちゃんの名前――)ヒソヒソ

唯「??」


19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 03:03:41.99 ID:hMVre0w/O

唯「あ、さわちゃんだ」

律・紬(よかった、返信してくれた)

-------------------------------------------------
件名:Re:澪ちゃんのパンツくった人はいますか?

本文

.しらないわよ、そんなこと(^ω^;)
.ょっぽどの事情がなきゃ他人が買わないでしょ(-皿-)
.じょうしきで考えなさい!(`へ´) と、まぁそれは置いといて
.ょうするに「澪パンが変わった」ってことね!?
のぞいてみなきゃ詳しくはわからないけど
澪ちゃんも年頃だしね、あるでしょ?「よっぽどの事情」が
たとえば彼氏とか!?(*´エ`*)ピャァーン
んっふふ~何かわかったら教えてね♪
萌え萌えきゅん☆
-------------------------------------------------

紬「さわ子先生は今の澪ちゃんにも萌えられるかしら……」

律「おいやめろ」


21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 03:05:24.16 ID:hMVre0w/O

唯「さわちゃんも『彼氏説』を提唱しました!」

律「どうやら私の予想が当たっちゃったようだ」

紬「じゃあ……彼氏に調教されて…」

唯「澪ちゃん…いったいどんなことをされたのかな?」

律「たぶん、デート中にお店でこう言うように命令をされたんだな」

紬「『もうひとこえ~』と」

律「違う! 『履いているだけで洪水になるくらいに、いやらしい下着を下さい』だ」

唯「そんな!? まさか紐だけとか……」

律「いや、綱かもしれないぞ」

紬「歌詞ではくまちゃんよね? くまは英語でbear、
別の意味では『産む』……」

唯「――生まれたままの姿」

律「剃られたのかぁぁぁぁぁぁぁぁぁ 見てぇぇぇぇ!!」


22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 03:06:22.24 ID:2GPghQth0

さわちゃんのメールは…偶然なのか意図なのか…くっ、寝れねえ


23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 03:07:45.64 ID:hMVre0w/O

律「グスッ グスッ 澪がここまで汚されてたなんて……」

唯「りっちゃん、泣いている暇はないよ」

紬「まだ歌詞は終わってないわ、私たちには真実を知る責任があるのよ」

律「ヒック あ゛あ゛、スマン。先に進もう」

唯「えっとじゃあ二番はこれでいい――」

律「……いや、二番は完全には終わってない」

唯「え? 二番はくまちゃんで終わりじゃないの?」

律「さっきスルーしたふとした仕草とかの謎が解けたんだ」

唯・紬「な、なんだってー」

律「これもまた調教の一環なんだよ」


24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 03:10:03.89 ID:hMVre0w/O

唯「じゃあこれはいったい何を意味してるの?」

律「ふとした仕草ってのは想い人の仕草じゃなくて澪自身だ」

唯・紬「ええ!?」

唯「確かに澪ちゃんはシャイだけど……」

紬「さすがに普段の生活でドキドキはしないんじゃないかしら」

律「今から証明してみる。起きろ梓! 協力してくれ」

梓「――ハッ! 私は何を……え? なんで私の制服が乱れてるんですか??」

唯「ごっつぁんでした」


25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 03:10:13.25 ID:WeyQPcupO

ときめきシュガーは間違いなくエロい


26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 03:13:11.67 ID:hMVre0w/O

律「ちょっと準備してくる。いくぞ、梓」

梓「いやです! 嫌な予感しかしないです」

律「澪のことを知りたいだろ!?」

梓「う――それはまぁ」

律「お前が澪の潔白を示すんだ!」

梓「……変なことは絶対しないですよ?」

律「大丈夫、痛くはしない」 カチャン

唯「りっちゃんたち別室から出てこないね」

紬「きっとお楽しみ中なのよ」

アレ? リツセンパイ――ナンデスカソレェェェェェェェェェェ

唯「普段の行動ですら恥ずかしい状況ってなにかなぁ」  キャー! タスケテ- 

紬「まったく見当もつかないわね」   ダレカー  ユイセンパーイ! ムギセンパーイ!

唯「ムギちゃん、なんでビデオカメラのテープを入れ替えてるの?」 イヤデス! ゼッタイイヤデスー!


27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 03:15:24.68 ID:hMVre0w/O

律「おっ待たせー。さぁ! とくと見よ!」

唯「やー! ……って、あずにゃんがいませんよ? りっちゃん隊員」

律「おーい早くしろー、強にするぞー」

梓「……」 プルプル

唯「おぉ、あずにゃんが内股でプルプルしてる」

紬「仔犬みたい ハァハァ」

律「梓、ちょっとギター弾いてみろ」

梓「……ムリ…デス」プルプル

唯「あずにゃん、どうしたの? 歩き方がぎこちなぃよ?」

紬「ハァハァじゃあ梓ちゃん、私と一緒に散歩しましょうか」

梓「………」プルプル

唯「あずにゃんがすごいシャイになってる!! りっちゃん、いったい何をしたの!?」

律「それはだな――ん? どうした?」

梓「……イワナイデ…クダサイ」プルプル

紬「ローター Fu Fu♪  ふるえる Fu Fu♪」


29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 03:17:18.70 ID:hMVre0w/O

律「この通り、調教すれば普段の動作ですらままならなくなるわけだ」

梓「……アノ……コレ…ハズシ」

律「さらにマジ顔も解析できた」

紬「すごーい!!」

唯「りっちゃん探偵だね!」

律「ふふん。いいか?これをまずマジガオとする。そして次にマとジガオに分けるんだ」

梓「……ソレヨリ…コレヲ」

律「でもな、実はジガオじゃなくてジがO(オー)なんだよ」

梓「オネガイデス……コレハズシ」

律「あ、ゴメン梓。いま外してや」

紬「りっちゃーん、続き教えてー」

律「ああ、そんでな……」

梓(……ムリ…もう無理)


30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 03:19:39.87 ID:hMVre0w/O

律「『ジ』はローマ字で『Zi』だな? このIをOに変えると……」

紬「『Zo』になるわね」

梓「…モウ…ゲンカイデ」

紬「あっ! わかったわ」

唯「なにかわかったのムギちゃん?」

紬「唯ちゃん、さっきの『マ』とくっつけてみて」

唯「『マ』と『Zo』つまり『ゾ』。くっつけて『マゾ』…あっ、マゾだ! 澪ちゃんはマゾだよ!!」

梓「……ソレハ…ハゥン……チガウデス」

紬「確かに……なにかが変ね」

梓「…ソウデス――(ムギ先輩…私に気づいて無視してる?)」


31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 03:21:42.59 ID:hMVre0w/O

梓「アノ、マサカ…サッキカラ…ワタシニ……キヅイテテ…ムシ」

紬「あ、"キミのマジ顔"だから澪ちゃんはドSじゃない?」

律「なんてこった、互いにSとMをリバというわけか」

紬「SとM」

唯「SemeとMamoriだね」

紬「SoundとMusic。あら素敵」

律「SatoshiとMio――犯人はあのセンズリ猿かぁ!!」

梓「Stop…Movement……」


32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 03:23:00.64 ID:ZqjQtcZ2O

>>31
悔しいが上手い


33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 03:23:58.31 ID:hMVre0w/O

紬「りっちゃん、このラップも早く解読をしましょう」

唯「ほら、あずにゃんもこんなに震えて怒ってるよ?」

梓「……コレ…イイカゲン……ハズシテク」

律「梓、自然に話せよ」

梓「ダカラハズシニャァァァァ!? ナニカカワッタァァァァァァ」

紬「そんな気するのね?」

律「スイッチを最強にしてみた」

紬「実際に変わったのね」

唯「あずにゃん見てると今日もお股UZU☆UZU♪」


34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 03:26:08.06 ID:hMVre0w/O

律「ほら、梓。どうしてほしいか言って見ろ」

梓「ダカラ…サッキカラ……コレハズ」

唯「りっちゃん! あずにゃんにはそれが難しいんだよ!」

梓「イヤ、ダカラハズ…ァッ…シテクダ」

紬「きっかけがわからなかったりするのよ!」

律「梓!! 段取りなんて考えなくていいんだよ!」

唯「グリーンダヨー」

律「おい唯、歌詞違うぞ」
唯「えへへ、つい言いたくなっちゃった」

紬「まぁ唯ちゃんったら」
唯・律・紬「Ha Ha Ha Ha Ha」

梓(あぁ……もういいや…)

紬「イッちゃお イッちゃお イッちゃおーっ!♪」

唯「そう、イッちゃおー♪」


35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 03:32:23.01 ID:hMVre0w/O

唯「あずにゃん、寝ちゃった……疲れてたのかな? よしよし」

律「最近練習ばっかだったからな、眠らせてやろう」

紬「起きたらみんなでお茶にしましょう」



律「さて、梓の協力のおかげで澪の本音がわかった」

紬「ちょっと辛かったけど……澪ちゃんが幸せならいいわよね?」

唯「うん、私たちがとやかくいっちゃダメだよ」

律「まぁ寂しいけど澪の門出を祝ってやろう」

唯・紬「賛成!」

律「みーお! みーお!」

唯・紬「みーお! みーお!」

澪「遅くなってゴメン! もう練習して――」

唯・律・紬「ぁあん?」


37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 03:34:58.22 ID:hMVre0w/O

澪「遅くなったから怒ってるのか? ごめん、当番だった――」

律「黙れビッチ」

澪「え?」

唯「当番とか言って彼氏とチョメチョメしてたの!?」

澪「え? え?」

紬「梓ちゃんが可哀想……」

澪「え、なにこの風当たり」


38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 03:37:56.37 ID:hMVre0w/O

~秋山宅~
律「なぁ悪かったって。つい熱くなっちゃったんだよ」

澪「グスッ グスッ だって……みんないきなり…私…嫌われちゃったの?」

律「(やだ可愛い。澪かわいいよ澪) 大丈夫、みんなお前が大好きだ」

澪「……ホント?」ニコッ

律「(ほんま澪しゃんは地上[ココ]に舞い降りた天使[エンジェル]やでぇ)

澪「私も…放課後ティータイムが大好きだ」

律「ハハっ、でも実は本当に"好き"な人いるんだろ? なーんて……」

澪「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!? いいいいいいいねぇし、超いねぇし!!」

律「え?」


40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 03:40:09.93 ID:hMVre0w/O

澪「いやそのそれはLoveじゃなくてLikeというか……」

律「お前まさか――本当に恋人が出来」

澪「ち、違う!! まだ告白してないし第一そういう想いじゃなくて」

律「だったらお前のつくった歌は何をイメージしたんだ!」

澪「ああああれは――」

律「あれは?」

澪「――そ、そう人参だよ」

律「あぁん? 人参だぁ?」

澪「ほら、もっと人参に対して肯定的になりますようにって歌詞だよ」

律「なんだ人参か」


41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 03:44:05.51 ID:hMVre0w/O

~田井中宅~
律(あんな嘘でだまされる訳ないだろ、私は暗号解読のプロだぞ?)

律(澪に彼氏か……)

律(私が澪の彼氏を奪ったら問題だよな、うん)

律(でも私が澪を奪う分には問題ないよな? 女同士だし)

律「ということで」


カチャカチャ
律「ん? 鍵がかかってる?  まったく、常識がないな」

Picking Now ガチでカチカチ Never Ending GirlS Fuck♪

律「よし、開いた! 放課後ショータイムだ!!」


42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 03:45:54.66 ID:hMVre0w/O

             _____
           /´       `\
          /    ヘ、 ̄ ̄`ヽ\
.          /     /^´ ``´´´..^ }
        |    .. l  ⌒  ⌒ .} !
          {   |   |.( ●)(●).{ !     澪ちゃんの家にと~つげ~き
         /  l   l (__人__) l l   ,,,
        ノ  (|   !  ` ⌒´  | !../⌒_)
         ̄/. |   !、_      j iノ  ノ
          _  .レ/レヘ/ ー   V ` /
      (⌒        ・   ・  |_,,,ノ
       ヽ_         |
            |           |
            |         |
            i      ̄\ ./
            \_     |/
             _ノ \___)
            (    _/
             |_ノ

イメージ映像


43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 03:49:50.99 ID:hMVre0w/O

~侵入成功~
律「ヤベェ、ドキドキが止まんない。 いやいや、私は変質者かっての」

澪「スー……スー……」

律「ンだァその寝顔は。愉快に寝息立てやがって誘ってンのかァ!?」

律(…ゴクッ…最後までしなきゃ無罪だよな、たぶん。いや、そうに決まってる)

律「ハッ! いかんいかん!! 私は変態じゃない、違うぞ澪」

律「よし! 早いとこ証拠を見つけて退散す」

澪「んっ……ぅ…ん…」

律(…ゴクッ…いや、愛ゆえの行動なら何しても無罪だった気が)

澪「……う~ん、なんかうるさい…」

律「人参です」

澪「なんだ人参か……ムニャムニャ」

律(危ないとこだった)

律「ん? なんだ歌詞――」

律「こっ、これは!?」


44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 03:52:07.02 ID:hMVre0w/O

律「先日の解読作業は御苦労だった」

梓「あの……私、昨日の記憶がないんですけど」

唯「ごっつぁんでした、あずにゃん」

律「今日も澪は当番だ。そして私の手には別の歌詞が」

紬「え? 昨日ので終わりじゃないの?」

律「私も驚きだよ。これを見てくれ」

紬「Please dont say……あら? 『Dont say “lazy”』の歌詞じゃない?」

梓「これがどうかしましだか?」

律「作詞は誰か知ってるよな」

唯「澪ちゃんでしょ?」

律「そうだ、つまりこれはいわば澪の思想」

唯「はい! また難しくてわかりません!」

律「じゃあぶっちゃけよう」


律「もしかして……澪は風俗で働いてるかも知れない」




45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 03:55:47.99 ID:hMVre0w/O

梓「じょ、冗談はやめて下さい」

律「お前は昨日と全く同じ反応だな」

梓「だから昨日の記憶はないです」

唯「あずにゃん、昨日と同じことしようか」

紬「この音で思い出すかしら?」

ブィィィィィン

梓「モーター音? これがいったい――ムリムリムリムリムリムリムリムリ」

唯「おお、お帰りあずにゃん」

梓「ヤメテヤメテヤメテヤメテヤメテヤメテヤメテヤメテ」


律「ありゃ、また寝ちゃった」

紬「疲れているのよ。寝かせてあげましょう」

律「そうだな、それにここからは18禁だ」


46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 03:59:18.30 ID:hMVre0w/O

律「さて、しょっぱなから横文字だ。ムギ、直訳たのむ」

紬「簡単にだと『怠け者と呼ばないで』かしら」

律「次に唯、『鴨の水掻き』ってことわざを知ってるか?」

唯「知りません!!」

紬「唯ちゃん、鴨が池を泳いでいるところを想像してみて?」

唯「ほのぼのしてるね」

紬「でもね、そんな鴨も水の中ではずっと足を動かしているの」

律「要するに見た目ではわからなくても人には見えない苦労があるということだ」

唯「!! 見た目はいつものあずにゃんでも股間はブルブルってことだね」

律「そういうことだ。ってかお前、梓が何をされてたか知ってたのか」

唯「ムギちゃんに教わりました」

紬「身体に教えました」


47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 04:03:27.43 ID:hMVre0w/O

唯「でもこれがなんで風俗に?」

律「話はこうだ。【新人の澪。でも中々指名が入らず、オーナーには『しっかりやれ』としかられる】」

紬「可哀想な澪ちゃん……」

律「【澪は心の中でこう思う。『私だって頑張ってるのに……』】」

唯「りっちゃん! 今からお店に行こう、私たちで澪ちゃんを指名してあげよう!」

律「落ち着け唯。話が飛躍しすぎだ」

紬「りっちゃん、『本能に従順 忠実』って……ゴクリ」

律「それはエロい意味じゃないぞ、このドスケベめ」

紬「お恥ずかしい」

律「これは『だからたまに 休憩しちゃうんです』と合わせて」

紬「休憩!?」

律「それもエロくないぞ、この生きるリビドーめ」

紬「重ねてお恥ずかしい」


48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 04:06:59.53 ID:hMVre0w/O

律「ちゃんときいてくれ、これは【私の決めた道だし、茨の道ってのもわかってる】」

紬「健気……澪ちゃん健気…」

律「そして【まだこれからだ! でも、たまにはグチをこぼしてもいいよね?】ってことなんだよ」

唯「努力家だもんね、澪ちゃん」

梓「……う~ん、なにかすごく嫌な夢を見ていた気がするです」

唯「あずにゃん! 澪ちゃんはね、澪ちゃんはいい子なんだよ」 ギュッ

梓「それは知ってます。あの、苦し……」

唯「…………フゥフゥハァハァ」

梓「!? 唯先輩、なんで腰を――にゃぁぁぁぁぁ」

唯「ハァハァあずにゃんってキレイな声してるね」

紬「♪イき先 膣上 マーキングして」


唯「次いこうか」


49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 04:10:48.48 ID:hMVre0w/O

律「確認しとくけど、なぁ唯。ギターしてると爪って割れるもんか?」

唯「ううん、私は割れないよ。フレットに当たるから爪切っちゃってるもん」

律「だよなぁ」

紬「それがどうしたの?」

律「澪もそんなこと言ってた気がするんだけどさ、ほら歌詞に」

唯「爪割れた――澪ちゃん、いったい爪が割れるほど何をしたの!?」

紬「『風俗』、『爪』。まさかニギニギしてシュッシュッ!?」

律「その通りだムギ」

紬「じゃあグルーは……」

律「ヌルヌルでベトベトな液体……言わせんな恥ずかしい」


50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 04:14:40.41 ID:hMVre0w/O

紬「ここは『手コキ専門店』であったことを喜ぶべきかしら?」

律「いや、悔しいが手コキはオプションのひとつだと思う」

紬「どうして?」

唯「りっちゃん、私おいてけぼり」

律「それだけでなんか達成感だからな、【手コキだけでイカせた!】ってことだろ」


唯(私だけ話に入れない……)

唯「ブーブー いいもんいいもん。あずにゃん、あずにゃん」

梓「ウーン ウーン アワビが襲って――ハッ なんだ夢か」

唯「あずにゃん、『手コキ』とか『ザーメン』って何?」

梓(どうして寝起き一発目からセクハラされてるんだろう)

紬「『セクハラ』ってことは知ってるのね?」

梓「人の心の中読まないで下さい!!」


51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 04:18:13.83 ID:hMVre0w/O

唯「あずにゃん、教えて?」

梓「それは……その…」

律・紬「言ーえ! 言ーえ!」

梓「……を……で……ゴニョゴニョ」

律「ん~聞こえんなぁ」

梓「り、律先輩が教えればいいじゃないですか」

律「やっぱりこの大事なのはから愛せないまではオナニーだと思うんだ」

紬「性感帯の発掘とかをしてるのね。すると女性客もいるってことなのかしら!?」

梓「無視しないで下さい!!」

唯「私も無視しないで下さい」


53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 04:22:48.90 ID:hMVre0w/O

律「梓が教えるまで唯にはこの家の敷居を跨がせん!!」

紬「まぁまぁお父さんったら」

梓「変なコントしないで下さい」

唯「あずにゃ~ん……お願いだよぅ…頼れるのはあずにゃんだけなんだ」

梓「……唯先輩、」


唯「学んできました!!」

紬「どうやって?」

唯「えっとジェスチャモガモガ」

梓「いいい言わなくていいです!!」

唯「ザーメンなんていうからわかんなかったよ。初めから精液って言ってくれればよかったのに」

紬「じゃあソレ自体は知づてたの?」

唯「年頃の乙女ですから」

梓「え゛!?」

律「むっつりスケベの梓はほっといて先にいくぞー」


54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 04:24:43.72 ID:hMVre0w/O

律「問題です。見えないところとはなんのことでしょう! はい、琴吹さん」

紬「『×××』かしら」

梓「生々しいです!」

紬「あ! 『お×××』ね?」

律「丁寧に言っても一緒だ! はい、平沢さん。大ヒント、時間帯です」

唯「見えない時間帯……はい! 『夜』!」

律「正解! ということて澪は夜の鷹であることがわかってしまったわけだ」

梓「いまどき夜鷹なんて使いませんよ、やっぱり律先輩の勘違いで――」

唯「……あの、あずにゃん」

梓「?? なんですか?」

唯「夜鷹ってなに?」

梓「え!? 知らないんですか?」

紬「実は私も意味が……」

梓「え? うそ? みんな知ってると――ハッ」

律「じゃあ細かく解説してもらおうか、どんなコトをしているかまで」ニヤニヤ


55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 04:27:13.69 ID:hMVre0w/O

唯「まさかそんな意味だったなんて ホフゥ」

紬「梓ちゃん物知りね」

律「耳年増ってやつだな」

梓「も、もういいです!! それより練習」

律「はい、中野さん。穴埋め問題です、『ムギちゃんのお×んこペロペロ』に入る文字をどうぞ」

梓「もう答えないです」

律「ヒントは『ムギちゃん』ってとこだな。正解したら特別なお菓子を(ムギから)贈呈!!」

梓「(お菓子!!)…………『ま』です」

律「埋めて答えて下さい」
梓「……お…ボソッ……ん…こ」

律「ブッブー 正解は『し』で『おしんこ』」

梓「にゃぁぁぁぁぁぁぁ」ダッ

唯「あずにゃんが逃げたー」

紬「甘味と純情を秤にかけた上でのこの結果、無理ないわ」

律「思春期真っ盛りの梓はほっといて先にいくぞー」


57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 04:29:43.23 ID:hMVre0w/O

律「さて、なにか意見はあるか?」

紬「発展途中だしフムフム…………ハッ」

唯「どうしたのムギちゃん、顔色悪いよ?」

紬「え、あ、ね、ねぇりっちゃん。その……最近澪ちゃんは体型のことで何か言ってたり…」

律「あぁ、そういやお腹さすって溜め息ついてたなぁ。まぁどうせまた『太っちゃった~』とか」

紬「やっぱり……」

唯「何かわかったの?」

紬「い、いえきっと私の思い過ごしよ。あ、そうだほらお菓子でも食べましょう」モソモソ

律「ムギ、なにかわかったなら正直に――」

バタン!!

唯「ムギちゃん!?」

紬「オロロロロロ」 ビクンビクン

唯「ひぃっ? ムギちゃんが痙攣してるぅ」

律「ムギ!? くッ! まさか秘密に気づいたムギを消そうと――!?」


58:ぽっぽ焼き ◆pOPPOVB9oU :2010/07/01(木) 04:31:36.92 ID:fwUNewTy0

これいつまで続くの・・・
流石にもう寝るしかない


59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 04:37:00.86 ID:hMVre0w/O

>>58 いま半分と少し過ぎたぐらい。長ったらしくてゴメンね。


紬「ムグググググ 菓子フゴッフゴッが グフッ (ちんすこうが喉に……)」

唯「りっちゃん、どっどうしよう。ムギちゃんがゴン太くんみたいな声に」

律「おい、そこの歌詞がどうしたんだ? ムギ、ムギ!!」

紬(りっちゃん気づいて…発展途中だしは正確には『発展と中だし』なのよ…)

唯「ムギちゃぁぁぁぁん!? りっちゃん、ムギちゃんが、ムギちゃんが息してないよぉ!!」


紬(つまり澪ちゃんは妊娠してるの! 早く、これをどうにか伝えなきゃ)


60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 04:41:23.14 ID:hMVre0w/O

律「大丈夫だ、まだどうにかなる!! 落ち着け、唯!」

紬(ちんすこうさえ飲み込めば――ゴクッ よし、これで声が出せるわ) あのね唯ち」

律「よし、人口呼吸だ! 違う、私にじゃなくてムギにだ」

紬(やっぱもう少し待ちましょう)

唯「じゃ、じゃあシャワーあびてこなきゃ」

紬「早く!」

唯「わ、わかった。いくよムギちゃ」

紬(Come on!!) グイッ

唯「え?」


チュバチュバ シャブシャブ ペロンペロン


私のファーストキスはちんすこうの味がしました――平沢唯


62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 04:43:41.79 ID:hMVre0w/O

唯「ふぇぇぇぇぇん、ムギちゃぁぁん。よかったよぅ ヒックヒック」 ギュッ

紬「ふぅ……助かったわ。本当にごちそうさま、唯ちゃん」 ハァハァ

律「よかった、ムギが無事で本当に……」 ギュッ

唯「でもりっちゃん、安心してもいられないよ」

律「そうだな、また襲ってくるかもわからん。ムギ、お前はなにを掴んだんだ?」

紬「実はね」


唯「澪ちゃんが妊娠……嘘だよ、嘘だよねムギちゃん!?」

紬「信じましょう、きっと大好きな人の子よ」

律「でもさすがにそれは――」


澪『人参だよ』

律(あれは『妊娠』だったのか!?)

唯「りっちゃん?」

律「……昨日、澪が言ってた。『妊娠をイメージした歌』だって」

唯・紬「!?」


63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 04:47:14.90 ID:hMVre0w/O

律「思えば体型を気にする澪が調子づいて喰ったなんて歌詞にいれるのが不自然だったんだ」

紬「隠せるものじゃないものね。それにバレたらきっとお腹の子まで陰口をたたかれる」

唯「あえて『食べ過ぎた』とすることで、赤ちゃんを守ったんだね」

律「もしかしたら『赤ちゃんの為にたくさん食べる』って意志かもな」

紬「ふふ、もう立派なお母さんね」

律「【初めは驚いた。でも愛しい人の子だから受け入れよう】きっとそんな決意の表現だ」

紬「それにね、澪ちゃんは『例えシングルマザーになっても生きていく』って決めてるみたい」

律「どこにそんなことが書いてあるんだ?」

紬「『白鳥』『鷹』ときて今度は『孔雀』だからよ」

唯・律「??」


64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 04:49:55.73 ID:hMVre0w/O

紬「りっちゃん、『孔雀』って英語でなんていうか知ってる?」

律「えっと、たしかピー、ピー……」

唯「ピーナッツ!!」

律「それは違う。あっ、ピーコックだ」

紬「そうそう。でも実は『Peacock』って『オス』の孔雀でね、メスは『Peahen』っていうの」

律「じゃあ『白鳥』とか『鷹』はどうなんだ?」

紬「『Swan』と『Hawk』ね」

唯「あれ? オスとメス一緒なの?」

紬「そうよ、この3種で区別があるのはここで出てきた『孔雀』だけ」

律「なるほど、【たとえSwanやHawk(雌雄=両親)でなくPeahen(女=母親)になっても】というわけか」

紬「あと『尻尾が目の模様』なのも関係あるかなって思ったんだけど――」

唯「あ! 『たくさんの目で見守ってるよ』ってことだね」

紬「尻尾がキレイなのは雄なのよね」

唯「はぅん」

律「【私にオスのような羽はない。でも貧しくても辛くてもかまわない】、そういうことじゃないか?」


65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 04:53:08.42 ID:hMVre0w/O

唯「澪ちゃん妊娠何ヶ月かなぁ。なんて名前をつけるんだろ」

紬「ふふ、傍目には妊娠かすらわかんないものね」

律「まさかすでに産んでたりして――なーんて」


律「え? おいどうした」

唯「……この歌がつくられたのって結構前だよね」

紬「……そういえば澪ちゃん大人の雰囲気が出てきた気が」

律「考えすぎだろ、はは……」

唯「でも澪ちゃんは赤点なんて取らないよね……」ボソッ

紬「このギリギリってまさか赤ちゃんの体重なんじゃ」


律「チッ!」 ガタッ

紬「りっちゃん、どこへ!?」

律「病院だ、急ぐぞ!!」


66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 04:55:33.62 ID:hMVre0w/O

紬「待って、きっと赤ちゃんは無事よ!!」

律「なんでそんなことが言えるんだ!」

紬「ここにギリクリアってあるわ。少なくても命に問題ないはずよ」

律「でも代わりに何か病気にかかっちゃってるかも知れないんだぞ!」

紬「りっちゃん、推測でそんなこと言ってたらキリがないわ」

律「くっ……」

唯「りっちゃん、とある昔の偉い人はね、一刻を争う事態に陥っても落ち着いてこう言ったんだよ」

律「なんて言ったんだ?」

唯「『Trust Me』」


67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 04:57:37.92 ID:lDA/0d0+O

そいつは偉くないwwww


68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 04:59:50.24 ID:hMVre0w/O

唯「だから私たちも信じようよ、澪ちゃんを!」

律「唯……」

唯「信じようよ、赤ちゃんを!!」

紬「唯ちゃん……」

律「そうだな……唯! ムギ! 私たちが今何をすべきかわかってるな?」

唯・紬「もちろん!!」

律「What Time Is It Now!?」

唯・紬「It's Game Time!!」

律「What Time Are We?」

唯・紬「We Are "Houkago Tea Time"!!


唯・律・紬「Wow! Wow! Wow! Wow!」


69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 05:03:34.89 ID:hMVre0w/O

澪「ふぅ、やっと部活にいける。あいつら待ってるだろうな」  ォォォ

澪(……まさか昨日みたいにいきなり罵られたりしないよね) ォォォォォォ

澪「?? さっきから何か聞こえ――」 ォォォォォォォォォォォォォォォォォォ

律「澪ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ」 ギュゥゥゥゥゥゥゥゥゥ

律「え、なっ!? 律!? おおお前なんでいきなり抱きついて」

唯・紬「澪ぢゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん」 ギュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ

澪「唯! ムギ!? なななんだよ、またドッキリか?」

律「大丈夫だから、大丈夫だから!」

澪「なにが大丈夫なんだよ! お前は色々と手遅れだよ」

唯「澪ちゃんは独りじゃないよ!」

澪「え、あ、はい…」

紬「私たちは澪ちゃんが大好きよ!!」

澪「な――うん、あ、ありが……と…」ニコッ

唯・律・紬(ほんま澪しゃんはこの不安な世の中[セカイ]を照らす太陽[カガヤキ]やでぇぇぇぇぇ)


70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 05:07:11.94 ID:hMVre0w/O

律「辛かったな、よく頑張った!! お前は強い子だ」

唯「もう心配いらないよ。私たちがついてるもん」

紬「澪ちゃんは幸せになっていいのよ」

律「よし、澪を胴上げだ!」

唯・律・紬「わっしょい! わっしょい!」

澪「(???) お、おい。気持ちは嬉しいけど恥ずかしいからやめてくれ」

唯「(よかった、澪ちゃんは元気になったみたい)

律「そうだな、もう下ろす――(堕ろす!?)」

澪「……どうした? 下ろしてくれよ」

律「堕ろすなんて絶対にダメだ!! このまま音楽室まで行くぞー」

唯・紬「おー」

律「おかーさん! おかーさん!」

唯・紬「マーマ! マーマ!」

澪「え、ちょっ、おいスカートがまくれ――嫌ぁぁぁぁぁぁぁぁ」


71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 05:09:16.92 ID:hMVre0w/O

澪「よし、じゃあ練習するか……あっ!」

唯「どうしたの澪ちゃん」

澪「……ゴメン、私帰らなきゃ」

唯「え、なんで?」

澪「あ、ちょっとバイトが――」

律「バイト……! そうか、なら帰ってもいいぞ」

澪「わ、悪いッ!!」 タッタッタッタッ

紬「澪ちゃん、まだ風俗で働いてたのね」

唯「欲しいものでもあるのかな?」

律「……養育費、か」

澪「あのっ!」 ヒョコ

唯・律・紬「!! な、なにか!?」

澪「ホントに、ホントにゴメンな! じゃあ」 サッ

唯・律・紬(ほんま澪しゃんは銀河[ホシゾラ]を駆け巡る星の矢[シューティングスター]やでぇぇぇぇ)


72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 05:11:59.76 ID:hMVre0w/O

律「さあ、暇だから練習するか」

唯「やっぱあずにゃんがいないと寂しいなぁ」

紬「そういえば澪ちゃんと梓ちゃんって似てるわよね」

律「それに澪のことスゴイ慕ってるな」

唯「まさか生き別れの姉妹?」

律「いや、それは少し違うと思う」

紬「じゃあ、竿姉妹?」

唯「もしかして澪ちゃんと親子?」

紬「そんな……親子丼なんて」

律「澪の子にしては大きすぎないか?」

唯「きっと成長期なんだよ」

紬「でも年齢差が……」

唯「関係ないよ、年の差なんて!」

律「そうだな、よし!! 本人に確認して見よう」


73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 05:17:40.21 ID:hMVre0w/O

梓「失礼します」

律「おお、梓。早く入れ」
梓(よかった、練習してる)失礼します」

律「梓、澪が家族だったらどうする?」

梓(澪先輩がお姉さんだったら……)すごく嬉しいと思いま」

律「澪子ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ! 私たちもお前の親代わりだぞ」 ブチュゥゥゥゥ

梓「!? 私は梓でンッ! なんでキスするンッで 舌入れんな」

紬「梓子ちゃぁぁぁぁぁぁぁん! 澪ちゃんは立派なお母さんよ!」 モミモミ

梓「意味がわからァンゥ! ムギ先輩、胸揉まないでハゥ下さ」

唯「あずにゃんこぉぉぉぉぉぉぉ! あずみゃ、あずみゃんヒックあずみゃんこ」

梓「唯先輩、名前を噛まないで! だんだん呼び名がマズくなってます」

梓「!! ちょっと誰ですか、スカートの中に手をアッ――ンッ……」


律「キレイな顔してるだろ? イってるんだぜ、これ」

唯「あずにゃん寝ちゃった」

紬「部活が終わるまで寝かせてあげましょう」


74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 05:20:05.39 ID:hMVre0w/O

50
~秋山宅~
澪「♪ ♪ ♪」

律「機嫌良さそうだな」

澪「わかるか? ふふ」

律「なんで?」

澪「今日『大好き』って言われ――ハッ なし、今のなし!」

律「(ムギのやつか)私も言ってやろうか?」 ニヤニヤ

澪「うううううるさい! バカ律!」

律「恥ずかしがらなくてもいいだろ?」

澪「…………嬉しかったんだよ」

律(ほんま澪しゃんは騒音の海[トカイ]を華麗に泳ぎきるナマ足魅惑の人魚[マーメイド]やでぇ)


75:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 05:32:48.50 ID:hMVre0w/O

~夜~
律(そういえば澪のやつ最近新しい曲をつくったっけ)

律(これは是非とも調べたい)

律「ということで」

律「この前つくっておいた合い鍵で……」 カチャカチャ


律(うわぁ……澪ちゃんのお布団の中あったかい…)

~数十分後~
律「じゃあ帰るか。えっと……下着は持った、寝顔も撮った、あとおまけに歌詞っと」

律「うん、忘れ物なし。今夜も豊作!!」


キリがよさそうなんでここで一旦終わらせます。見てくれた方、ありがとうございました。
一応残りも投下していきますが、かなり間隔開けるので変なとこで終わるかもです。
ではおやしみなさい。


78:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 05:46:49.10 ID:hMVre0w/O

律「先日の解読作業も御苦労だった」

梓「あの……私、最近の記憶がないんですけど」

唯「メンバーが美味しくいただきました」

律「今日も澪は当番だ。そして私の手には最新の歌詞が」

紬「え? まだ続くの?」
律「私も驚きだよ。これを見てくれ」

紬「Its deep deep……あら? 『Listen!!』の歌詞じゃない?」

梓「これがどうかしましたか?」

律「作詞は誰か知ってるよな」

唯「澪ちゃんでしょ?」

律「そうだ、つまりこれはいわば澪だ」

唯「はい! また難しくてわかりません!」

律「じゃあぶっちゃけよう」


律「……悪い、まだ解析してない」




79:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 05:51:34.42 ID:hMVre0w/O

唯「えー イメージとかないのー?」

律「う~ん……強いて言えば私たちかな」

唯「私たち?」

律「あくまで想像だけどな、放課後ティータイムを歌ってる気がするんだよ」

梓「私にはよくわかんないです……」

律「まあ解読すれば多少なり澪のことがわかる。それだけでもやる価値があるだろ」

梓(珍しくまともなこと言ってる。ちょっと期待できるかも)


律「へへへ、ドコに火がついたのかのぅ」

唯「うひひ、澪ちゃんはヤラしいのぅ」

紬「むふふ、一緒にイこうよなんて大胆じゃのう」

梓(もうやだこの部活)


80:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 06:00:06.18 ID:hMVre0w/O

紬「落としたピック 折れたスティックねぇ……」

律「そういえば演奏中にピック落としたやつがいたよなー」

唯「!! スティックがすっぽ抜けた人もいたよねー」

律「ち、調子に乗ってトンちゃんでストロークを試みたやつもいたなー」

唯「……トチ狂ってドラムに飛び乗った人もいたよねー」

紬「昨日はみんなはしゃいでたものね」

梓「ムギ先輩もキーボード投げ飛ばしたじゃないですか」

律「しかもそれがアンプにぶつかって」

唯「『ボンッ』とか『ドカーン』とかそんな音がして」

律「よく生きてたな、私たち」

紬「それが実は奇跡」

律「やかましいわ」


82:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 06:06:00.81 ID:hMVre0w/O

律「じゃあ話を戻すか」

梓「サビに突入ですね」

唯「『We`ll sing』がひっかかりますなぁ」

紬「ハッ りっちゃんの『HTTに向けた歌』って予想が当たったのよ」

律「『私の歌声は5人の魂が詰まってるんだ!』ってことか」

唯「たまに私もボーカルやるけど、これは澪ちゃん一人のボーカルだもんね」

紬「唯ちゃんとのツインヴォーカルでの『Litsen!!』もきいてみたいわぁ」

唯「ムギちゃんもボーカルやってみようよ」

紬「私にヴォーカルは無理よ」

唯「……ボーカル」

紬「ヴォーカル」

唯「ボイス、ニョロボン、プチトマト、なかのあずさ」

紬「ヴォイス、ニョロヴォン、プチトメィトゥ、ナカナズサ」

唯(イラッ)


84:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 06:12:04.31 ID:hMVre0w/O

梓(小さくても世界でひとつ、今日死んでも悔やまないってくらい……かぁ)

梓(ホントにHTTが好きなんだなぁ、澪先輩)

唯「ん? どうかした、あずにゃん?」

梓「あ、この小さくてもってとこから考えたんですけど――」

律「やっぱり梓もそれが気になったか」

梓「じゃあ律先輩も?」

律「ああ、思ったんだがやっぱり澪って」

律・梓「エロいこと[放課後ティータイム]が大好きなん[ですね」だな」

梓「……Pardon?」

律「もうこの歌詞からエロマンティックがとまらないもんな」

梓「あの、意味が……」


85:softbank218179024018.bbtec.net:2010/07/01(木) 06:12:58.22 ID:7BNgpbsE0

イラっとすんなwww


86:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 06:17:58.84 ID:hMVre0w/O

律「おいおい、私に説明させる気か? わかってるくせに、このムッツリめ」

紬「シャッチョサン、スケベスケベ」

唯「りっちゃん隊長! 解説をお願いします」

律「ん? ほら『小さくてもイイ』とか『熱望を放つ』とか『全力でイきたい』とか――」

紬「りっちゃんダメ! こっちが恥ずかしくなっちゃう!」

唯「あ、あずにゃん! いつからそんなおませさんに!?」

梓「え!? 待ってください、私は別にこんな解釈は」

唯「あずにゃんのスケベ! 略して、あずケベ!」

律「アズカバンみたいだな。でも梓に罪はないぞ。悪いのはこの規制だらけの世の中だ!」

唯「そうだよ、馬鹿の一つ覚えみたいに何でもかんでも抑圧して……もう笑えないよ」

律「最終目標は『包丁は指を切るから使用禁止』か? それとも『溺れる人がいるからお風呂は禁止』か?」

紬「『臭い物に蓋』よりも『臭い物との付き合い方』を考えるべきなのよ!!」


梓(誰が収拾つけるんだろう)


90:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 06:24:50.35 ID:hMVre0w/O

~5分後~
紬「それでつい言っちゃったの、『その大きな口は誰かの命よりも誰かの悲しみを呑み込むためのものなのよ!!』ってね」

唯「ムギちゃんすごーい!」

律「さすがムギだな。まさか人喰いドラゴンに説教するとは」

梓「あの……少し休憩しませんか? 正直、もうなんの話だかわからないですし」


紬「さっきは心の中を全部出したからスッキリしたわ~」

唯「やっぱり本音で語ると気持ちいいね~」

律「澪はこれを伝えたかったんだな」

唯「でも次のウィットってなに?」

律「野球選手だよ」

梓「それはウイットモアです」

紬「スイませェん」

唯「それはブラックモアだよ」

梓「ていうか軽音部なんですからせめてリッチーの方をあげてくださいよ」


92:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 06:30:10.69 ID:hMVre0w/O

律「よし、ノってきた! サクサクいくぞ、次のキーワード!」

紬「えっと生まれるかしら」

律「うん、そのまま『第二子誕生』だ! はい次ってうぉぉぉぉぉぉぉい!?」

唯「あずにゃん2号だぁぁぁぁぁぁぁぁ」

梓「!? あの、あずにゃん2号は私の弟じゃないです」

紬「じゃあなんて名前なのかしら」

律「光より先ってことは――のぞみか? こだまか?」

紬「あずさ2号だけにね」
唯「やかましいわ」


93:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 06:36:04.40 ID:hMVre0w/O

梓「いえ、私は一人っ子」

唯「あずにゃん!! たとえ父親が違くてもあずにゃんの弟(妹)なんだよ!?」

唯「きっとあずにゃん2号もあずにゃんみたいに『にゃ~』ってかわいい子にきまってるよ!」

唯「だから独りぼっちだとか……そんな悲しいこと言わないで……」

佐天「初春……」

律「中の人ネタか」

紬「中野だけに『なかの人』ってやかましいわ」

梓「私、関係ないですよ」
紬「一度『やかましいわ』言って見たかったの~」

佐天「やかましいわ」


94:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 06:42:04.84 ID:hMVre0w/O

律「さて、澪の出産祝いは後で決めるとして、続けるぞ」

紬「走るリズム 狂ったチューニングね。これも放課後ティータイムなのかしら?」

梓「心当たりある人は手を挙げてください」

唯「りっちゃん、正直にいいなよ」

律「なんで私なんだよ!」

唯「だって澪ちゃん『律のドラムは走りすぎ』って言ってるじゃん」

律「ぐっ……じゃあ狂ったチューニングはどうなんだ?」

梓「唯先輩は音には敏感ですよ」

唯「それに毎回あずにゃんに調律してもらってます!」

梓「自慢することじゃないです」

紬「調教はしてないの?」

梓「わたしはされるほ――にゃぁぁぁぁぁぁ」

律「ほう、これは意外な事実」

紬「いえ、想定内よ」


95:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 06:48:06.16 ID:hMVre0w/O

唯「あずにゃん逃走しちゃった」

紬「お腹がすけば帰ってくるわよ」

律「続きは……またWeだな、それにひとりきりじゃないか」

紬「放課後ティータイムの歌ってのは決まり――どうしたの唯ちゃん?」

唯「……ムギちゃん、truthfulnessってなに?」

紬「誠実とか正直って意味かしら」

唯「……むむむ」

律「どうしたんだ」

唯「『やっと逢えた運命の人……届け! 私の正直な気持ち!!』」

律「おいおい、いきなり告白か? そもそも誰にだよ」

唯「違うよ、これは澪ちゃんの歌詞を訳したんだよ」

紬「待って、でも『Listen!!』は放課後ティータイムのことって……」


唯・律・紬(そんな、まさか私に惚れてた――!?)


96:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 06:54:35.53 ID:hMVre0w/O

澪『どうしよう、私……あいつを好きになっちゃったんだ…』

律(そ、そういえば澪と私って昔から仲良しだもんな)

澪『告白――ムリムリ! 言えっこないよ…グス…』

唯(澪ちゃんの意気地なし! 私はOKに決まってるのに)

澪『でも胸が苦しい……そうだ! この気持ちを歌にしよう』

紬(もう、澪ちゃんったら可愛いんだから!)

澪『あいつが気づいてくれますようにっと フフッ』

唯・律・紬(ほんま澪しゃんは乙女の心[ピュアピュアハート]を掻き鳴らす罪深き愛の奏者[ベーシスト]やでぇぇぇぇぇ)


律「ああああくまで推測だもんな!」

唯「そ、そう! ただの思いつきだよ」

紬「それより解読をしゅ、す、進めましょう!」

唯・律・紬(早く終わらせて逢いに行かなきゃ!!)


98:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 07:00:07.83 ID:hMVre0w/O

唯「(イラッ) また横文字だ」

律「メンドいから各自で直訳しろー。それで判断する」

『知りたい、生きたい、愛したい』
『生きるため、そして愛するために知りたい』
『愛に生きるため、知りたい』

紬「分かれたわね」

唯「どれが正しいのかな」

紬「イメージで判断するしかないわね」


律「……でも、何となくわかるよな?」

紬「うん、漠然とした共通点は感じるわ」


唯・律・紬(要するに『唯[律][ムギ]大好き!』だね[だな][よね])


律「じゃあいよいよラストだな!」


99:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 07:06:03.55 ID:hMVre0w/O

唯「ふむふむサビのリフレインですなぁ」

律「でもラストに『Listen!!』ってきてるのが特徴だな」

紬「『私の歌をきけぇ!』ってこと? もう立派な歌姫ね」

律「もっと何か隠されてそうだけどなぁ……あーむずがゆい!」

唯「!! じゃあ実際にきいてみようよ」


~『Listen!!』鑑賞中~
♪ウタウヨー
紬「そろそろ終わりね」

♪トレジャハビー
唯「澪ちゃんはいったい何を訴えてたのかな?」

♪リーッスーン
律「!!」


律「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっっ!!」


101:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 07:12:02.98 ID:hMVre0w/O

律「そうか――そういうことだったのか」

唯「りっちゃん、なにかわかったの!? ムギちゃんは?」

紬「私はまだ……」

律「二人とも、この歌の最後だ! もう一回きいてみろ」


♪リーッスーン
紬「あっ!!」

唯「どうしたのムギちゃん!?」

紬「名前……呼んでた……」

律「……気づいたか、ムギ」

唯「名前?」

律「そうだ、この最後の部分で」

紬「『ムーギーちゃん』って」

律「違ぇよ」


102:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 07:17:37.97 ID:hMVre0w/O

梓「(お腹すいたから戻ろ)失礼しま――ん?」

♪リーッスーン
律「おお、梓か」

唯・紬「お帰りー」

梓「『Listen!!』ですか?」

唯「うん、ついに最終段階だよ!」

梓(まだやってたんだ)

唯「りっちゃんが言うには人の名前がきこえるらしいんだけど……」

梓「そういえば『Listen!!』の最後のとこ、なんか『りーつー』ってきこえますよね」

唯・紬「え!?」


♪リーッスーン
唯・紬「言ってるぅぅぅぅ!!」


103:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 07:24:13.78 ID:hMVre0w/O

律「……なあ、もしかして今日までの歌詞解読は間違ってたのかな」

唯「澪ちゃんは子どもどころか彼氏もいないのかもね」

紬「ひょっとして、全部特別な人に向けた歌だったのかしら」

唯「恥ずかしがり屋の澪ちゃんが……あんなに大声で『律!』って言ってたね」

紬「澪ちゃんが想いを届けたかったのはりっちゃんだったのよ」

律「……」

梓「どうしたんですか? 律先輩」

律「なぁ、私どうすれば……?」

唯「……行きなよ」

律「えっ」

唯「行きなよ、気持ちは決まってるんでしょ?」

律「でも、お前も澪のこと――」


パシィン!!


104:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 07:32:01.92 ID:hMVre0w/O

紬「りっちゃん!!」

律「!! ムギ――」

紬「澪ちゃんが待っているのはあなたなのよ」
紬「唯ちゃんでも梓ちゃんでも、ましてや私でもない。百合っちゃんを待ってるの」

律「でも私が行ったら……」

唯「……りっちゃん」

唯「――私は澪ちゃんが好きだよ」

律「じゃあ――」

唯「でもね、りっちゃんも好きだよ。それにムギちゃんもあずにゃんも大好き。ううん、放課後ティータイムが大好き!」

梓「唯先ぱ」
紬「(フルフル) ダメよ、梓ちゃん」

唯「だから、だから……二人が幸せなら私も幸せだよ」

律「――――っ!! スマン、ちょっと行ってくる」


唯「お幸せにね、りっちゃん」

紬(よっしゃ、百合ルートォ!)


105:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 07:36:01.15 ID:hMVre0w/O

澪(早く部活行かなきゃ)

律「澪ォォォォォォ!!」

澪「!? ちょっ、えっ、律!? なんでキスすンぐ、おい舌入れんな」

律「澪! 大事な話がある」

澪「えっ? なんだよ改まって」

律「実はな、最近お前の書いた歌詞を読み返してたんだ」

澪「はい?? なんでまたそんなこと……」

律「お前の気持ちが知りたかったんだよ」

澪「私の気持ち――!? お前……まさか気づいちゃったのか?」

律「(コクッ) ああ。わかったよ、お前の想い」

澪「……そっか。黙っててゴメン、でも誰にも相談できなかったんだ」

律(よっしゃ!! 澪しゃんはわしのもんじゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!)


107:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 07:39:57.35 ID:QUOYTKTgO

>>1はもしかしたら天才なのかもしれない


108:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 07:42:01.46 ID:hMVre0w/O

梓「唯先輩……良かったんですか?」

唯「ふっふっふ、私には『澪ルート』『律ルート』以外にもあるのだよ」


澪「お前の想像通りだよ、それらは私が恋をしながら書いた歌詞だ」

律「澪……気づいてやれなくてゴメンな」


紬「(強いのね、唯ちゃん……) ふふっ、浮気者なんだから」

唯「えへへ、女の人っていくつも愛を持っているんだよ」


澪「お、おい、律が謝る必要ないだろ? 私だっていつから恋したかわからないんだぞ?」

澪「気がついた時には好きになった後だったよ」


紬「それは男の人だっちゃ」

唯「そうだっけ?」


109:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 07:49:31.63 ID:hMVre0w/O

澪「でも『好き』の一言は出せなかった。私は臆病だから……関係が壊れるのが怖かったんだ」

澪「かといって言わずにいるのも辛かった。胸が張り裂けそうなくらい」

律「だから歌詞に気持ちを込めたのか?」

澪「ああ、『いつか気づいて欲しい』なんて虫の良い考えと一緒にな」


唯「まあいいや、私にはあずにゃんがいるもん!!」
梓「うわっぷ、なんですか唐突に!」

唯「あずにゃ~ん」

梓「もう! 離れて下さ――」


律「よかったな、気づいてもらえたみたいだぞ?」 ニヤニヤ

澪「う、うるさい! ハッキリ言うなバカ律!!」


唯「……グスッ…ヒック」

梓「唯……先輩?」


律(ほんま澪しゃん[ワタシノヨメ]は聖母のごとく愛情に溢れた天使[ソノナミダノリユウヲカエルモノ]やでぇぇぇぇぇぇ)


110:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 07:55:42.59 ID:hMVre0w/O

唯「えへへ、あずにゃん……私……フラれちゃったんだね……」ポロポロ

紬「唯ちゃん……」

梓「……唯先輩、もっとぎゅっとしてもいいですよ」
唯「…………」 ギュッ


律「でもな、こうやってふざけてるけど、正直私も気づいたときは迷ったよ」

澪「……だよな。普通はそうだろ」

律「でもみんなに怒られちゃったよ。『あの恥ずかしがり屋の澪がここまで込めるほどの想いなんだぞ』ってな」

澪「そっかみんなが――待て、すると……みんな知って……?」


梓「(?? なんか変だな……) あの、唯先輩?」

唯「……フゥフゥ あずにゃんハァハァ慰めてくれるんだよねハァハァ」


律「そりゃあみんなで解読し」

澪「うわぁぁぁぁぁぁこれからどんな顔してみんなに会えばいいんだよぉぉぉぉぉ」


梓「!? ムギ先輩助け――」

紬「かかったわね! ほんわかエンドだと思ったら大間違いよ!!」


111:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 07:59:02.96 ID:o9nrbnln0

ほんわかエンドなんてかけらもみえない展開なのだがwwww


112:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 08:01:28.56 ID:hMVre0w/O

梓「なっ!? くそっ油断した! って腰を擦り付けないでください!」

梓「ちょっ、唯先輩やめ――リッスゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン(きいてー)!!」

唯「へぇ、あずにゃん、本当にやめていいの?」

梓「え? ……それは、もちろん――」


律「おい、別に照れる必要もないだろ? 人が人を好きになって何が悪いんだよ」

澪「で、でも――」

律「それに私が言うのもなんだけどさ」

律「お前が惚れたのは『そいつに惚れた』ってバレたら恥ずかしいような人間なのか?」

澪「!! 違う、それは違う! そういうわけじゃなくて、あの……その…」

律「なら安心したよ。ふふ、まぁそんなシャイな澪ちゃんが大好きなんだけどな」

澪「な――なに言ってるんだよ!!」


唯「もちろん?」

梓「――やさしくしてください」

紬「REC」


114:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 08:08:52.32 ID:hMVre0w/O

律「じゃあそろそろ部室に行くか、みんな待ってるだろうしな」

澪「うん。 あ! でもその前にお前にはちゃんと言っておかなきゃな」


唯「やばい 止まれない 止まらない」パンパン

紬「ぶちまけ合っちゃおう!」


律「(告白か) いいよ、もうわかってる」

澪「いや、ちゃんと私の口から言わせてくれ」

律「……わかった」


115:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 08:17:38.40 ID:hMVre0w/O

澪「そ、それで私が好きだった人なんだけどな」

律「(『それは律、お前だよ』か、わかってても照れるな)


唯「あずにゃんハァハァ……そろそろ……」

梓「え? じゃあストップ!」


澪「……や、やっぱ皆の前で言う!」

律「え? なんで?」

澪「やっぱ照れ臭くて……」

律(もう、焦らすなよ!)


唯「あずにゃん……焦らさないでよぅ…」

紬(台本どおりね、いいわよ梓ちゃん)


116:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 08:26:13.14 ID:hMVre0w/O

律「みんな!」

唯「あっ、りっちゃん! それに澪ちゃんも!」

澪(なんで服乱れてるんだ?)

律「澪! 頼む!」

澪「あ……うん。その、私には好きな人がいて……」
唯・紬・梓(私?)

澪「それでその人は――」

澪「この前から私の彼氏です。本当にありがとうございました」


全員「は?」


117:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 08:35:09.88 ID:hMVre0w/O

唯「……結局みーんな私たちの勘違いだったんだね」
律「残念だ。でも――」

紬「色々と考えて楽しかったわ」

澪「あの……」

梓「(チッ) なんですか、彼氏持ち先輩」

澪「新しい詞が出来たんだけど……」

全員「!!」


唯「新しい詞か」

律「今までのはミスばっかだったからな」

紬「じゃあリハってことにして、もっかい!」

梓「ハッ!」


おしまい


118:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 08:38:17.56 ID:CCWIZjDn0


すごく乙


119:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 08:38:41.21 ID:hMVre0w/O

これで本当に終了です。長い間、お付き合いありがとうございました。


※このSSはフィクションであり、実在の曲・歌詞とはいっさい関係はありません。
ましてやJAS○ACが関与するなんて考えただけでおそろしいことです。


120:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 08:41:31.32 ID:IeHfzmd20

>>1

面白かったぜ


121:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 08:42:37.10 ID:ldFghQqaO

百合じゃないなら見ないわ

あれ?百合?見る見る!

百合じゃなかったでござる/(^o^)\←いまここ


とりあえず…乙


127:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 11:42:48.90 ID:QUOYTKTgO

>>121
全く同じ心境でワロタ


124:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 09:05:18.68 ID:7JhBJgx70

唯梓が見られただけでもよしとしよう




126:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 10:05:20.79 ID:O7hU6iFv0

男しね


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[ 2010/09/22 04:56 ] けいおんSS | TB(0) | CM(0)

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